アウトドア系DIYの人たち(?)の間では超有名らしい、ロケットストーブなるものを、昨年知って、おもしろそー、と思うものの、本格的な暖房・調理兼用やつには私のDIY力が及ばないので、調理専用の簡単なやつを、庭に作ってみました(今年4月)。
ありあわせのもの(あまってた煙突と石)だけで作ったら、期せずしてかっこいい見かけになりました。機能的にも特に文句はなかったのですが、最大の問題は立地。まだ寒い時期に作ったのでうっかりしていたのですが、この場所は、ガンガンのひなたなので、夏は暑くて、こんなところで調理をする気がおきません。

日よけをつけることも考えましたが、いじってたら壊れてきたので、思い切って別の場所に作り直すことにしました!

新しい立地として選定したのはこのあたり。のらねこ軒の庭の森コーナー。日陰で涼しい場所なので、シイタケのホダギなどもならんでいます。

まず、地面をちょっと掘って、煙突を置いてみます。まっすぐの煙突に曲がったのをつけてあります。本当は、もうひとつ曲がったのをつけて、「し」の字にした方がいいみたいですが、曲がったのが1個しかなかったのでこうなってます。これでもそれなりに機能することは前回ので実証済みです。

そこに石を積んでいきます。のらねこ軒の畑は、ちょっと掘るとでっかい石がゴロゴロ出てきて難儀するのですが、おかげで石には困りません。

震度3くらいで壊れそうな積み方ですね。煤けた石は前回のロケットストーブからのリサイクル石です。上部を水平にしたいのですが、なかなか水平になってくれません。この日はくたびれたので、続きはまた明日。

その翌日は山に行ったので、翌々日(今日)、むりやり上部を水平っぽくしてみました。写真で見てもむりやりな感じがよくわかりますね。無理やりでもなんでもこれで完成なのだ!

では、ためしに焚いてみましょう。杉っ葉と松の小枝をつめこんでたら、わらび(犬)が見にきました。

火をつけると、もうもうと煙が出てきますが…

1分くらいで、「ゴー」という音がして、煙がぴたっと止まります。このへんかなり感動します。

水を入れたヤカンをのせてみます。あれ、また煙が出てきた。

途中一回火が消えたりしたけど、無事、お湯が沸きました。
そんなこんなで、日陰のロケットストーブが完成しました。バーベキューテーブルの横なので、バーベキューの炭をおこすのとか、バーベキューしながらお茶わかすのとかに便利かな?こんどのらねこ軒に来たら遊んでみてください。