これがニゴロブナです。春にとれた子持ちのメスを4ヶ月ほど塩蔵したものです。24匹、重さにして5キロあります。
まず真鍮のブラシでフナのうろこを落とし、塩を洗い流します。
洗ったフナを干します。これで午前の作業はほぼ終わりです。
お昼ごはんは漁協の方が用意してくださった湖魚づくし。ビワマスのお造りがこんなに!ほかにも色々ありましたが、食べるのに忙しくて写真はありません。
お昼がすんだら、フナの腹や口にご飯をぎゅうぎゅう詰め込みます。そうしないと、頭の部分がうまく発酵しないそうです。
漬物樽にビニール袋を二重に敷きます。
そこにご飯を敷き、フナを三層に並べ、ご飯で覆います。ちなみにご飯は3升5合分、めいめいが炊いて持参したものです。
これで作業終了。あとは家にもって帰って、重石をしておけば、12月くらいには食べられるようになるそうです。冬になったらこれをサカナに一杯やるのが楽しみです。