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のらねこ軒のブログ - 仙草ゼリーと寒天づくり

仙草ゼリーと寒天づくり

カテゴリ : 
料理と保存食
執筆 : 
tigrimpa 2012-9-30 12:06
台湾に住んでいる友達が遊びにきて、お土産に仙草乾をもってきてくれました。仙草という草を干したもので、煮出して仙草凍(仙草ゼリー)を作ります。薬草風味の黒いゼリーです。



袋の説明には、重曹少々と水を入れて1時間くらい煮ると「仙草汁」になり、「仙草汁」に砂糖と澱粉を入れて加熱すると「焼仙草」になり、「仙草汁」に砂糖とゼラチンを入れて煮てから冷やすと「仙草凍」になると書いてあります。でも分量が一切書いてありません。
それで、ネットで調べてみると、なんと、仙草を煮るとゼラチンなどを入れなくても固まるとも書いてあるではないですか。ゼラチンを入れなくても固まるとしたら面白いので、まず、煮出してみます。


50gの仙草乾に、水を1.5リットル入れたところです。袋の表示通り、沸騰するまで強火、そして弱火にして1時間煮出します。

煮出したものを、濾してからさまして、さらに冷蔵庫で冷やしてみましたが、まったく固まる様子がありません。結局、ゼリーの素を入れて固めました(写真とるの忘れました)。固まらなかったのは重曹を入れるのを忘れたからかもしれません。


そして、甘味ついでに、8月に遊びに来た妹が持ってきた天草(てんぐさ)で、寒天を作ってみます。妹は、一緒に作るつもりで持ってきたのだけれど、時間がなくて作りそこねたため「後で作ってブログにアップしてね」と言われていたものです。




天草50gに水2リットルと酢大さじ2を入れて、1時間煮ます。写真は、上が煮る前、下が煮た後です。圧力鍋を使っていますが、圧力をかけずにふつうの鍋として使いました。その後、圧力鍋で5分加熱でもよかったということを知りました。


煮出したものをふきんで濾します。ネタに「闘メーデー 団結」と書いてある手ぬぐいを使ってみましたが、「闘」しか見えませんね。


濾した汁の方を、大きいタッパーに入れたところです。これを冷ましてから、冷蔵庫で冷やします。


こちらは、しぼりかすの方。二番煎じが出来るそうなので、冷凍してとっておきます。


寒天できました!夜に来るお客さんと食べる予定ですが、たくさん出来たので、味見してみます。


そのへんにあったブルーベリーシロップ漬けをかけて食べてみました。プリプリとサクサクを足して2で割ったような歯ごたえが最高でした。寒天なんて何年も食べていないので、市販のものがどんな味だったかいまいち覚えていないのですが、寒天てこんなにおいしいものだったっけ~。


そして、夜には、仙草ゼリーと寒天に、甘く炊いた緑豆、黒糖生姜シロップ(生姜のみじん切りを煮出して黒糖を加えたもの)をかけて、台湾風の甘味に仕立ててみました(ピーナツも乗せるつもりで買ってきてあったのに乗せるのを忘れました)。あっさりした地味な味ですが、いろんなな味がまざりあったおいしいデザートになりました。

天草と仙草を一緒に煮込んでみようかとも思ったのですが、天草は酢を入れて、仙草は重曹を入れて煮ろということで、酸とアルカリで反対なので、一緒に煮込むと良くないように思ってやめましたが、一緒に煮てしまっても良かったかも。今、このブログ記事を書きながら、残りの仙草に重曹を加えて煮ています。重曹を加えたくらいで固まるような気もしませんが、もしかしたら!?と思っています。やっぱり固まらなかったら、仙草汁に天草のしぼりかすを入れて煮出して固めてみます。
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