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のらねこ軒のブログ - カラタチ酒

カラタチ酒

カテゴリ : 
料理と保存食
執筆 : 
tigrimpa 2012-11-13 21:59
いつもの散歩コースに、主なきカラタチの木があります。ものすごいトゲトゲの木で、初夏にスダチをまん丸にして皮をビロードのようなつや消しにした実がたくさん生っていたので、これは何かなと思っていたら、遊びに来たお客さんが、カラタチだよと教えてくれました。昔はよく生垣になってたけど、最近は見ないねー、とのことでした。(カラタチは、カラタチの花が咲いたよ~♪という歌で有名ですね)

そのカラタチの実が、熟して黄色くなったので、取ってきて果実酒にしてみました。作る作業の写真はとってませんが、忘備録として記事にしておきます。


これが出来上がりです。900mlのお酢の瓶に入っていますが、お酢の瓶に入れると、酒ではなくポン酢のように見えますね。。。味見などしたので減っています。
今回のレシピ

1. カラタチを取ってくる(10/25)
2. カラタチ2kgをタワシでよく洗い、横に半分に切って果実酒用の瓶に入れ、氷砂糖250gとホワイトリカー1升を入れる(10/28)
4. 味見してみたら、かなり苦味が出ていたので、実を取り出して、果汁を絞り、果汁だけ戻して半分に分けて、半分には氷砂糖250gを追加。(11/1)

以上です。出来上がりは2リットル以上になりました。以下、メモ。

1. カラタチの匂いは、一般的なカンキツの匂いに、独特のケミカルな香りがプラスされているので、それが嫌いな人は嫌いだろう。
2. カラタチを切った包丁と、果汁を絞ったレモン汁絞り器が、ただならないベタベタになった。松脂のようなベタベタ。石鹸で洗っても、クエン酸で洗っても、重曹で洗ってもベタベタがとれず大変だった。特にレモン絞り器。カラタチは器具を使わずに絞るべきだろう。
3. ホワイトリカーは倍量にしてOK(カラタチ1kgにつき1升)。
4. 砂糖の量は、今回は結局ホワイトリカー1/2升につき、125gというのと、275gというのを作ったことになるが(1升に換算すると、250gと550g)どちらもおいしい(万人受けすると思われるのは甘口の方)。
5. 熟成させなくてもかなりおいしい。
6. 酢の瓶は味気ないので、泡盛の島瓶の空き瓶などをためておくべき。
7. イタリアでレモンの果実酒をリモンチェッロとかリモンチーノと言うので、カラタチェッロとかカラタチーノと呼んだらオサレかなと思ったけれども、そのオサレ感はあまり共有されないか。
8. カラタチは、ゆず茶のように、薄切りにして砂糖漬けした汁をお湯で割って飲んでもおいしかったので、ノンアルコールな人はこちらがお勧め。
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