全然雨がふりませんが、今は梅雨どきです。梅雨は梅の実が実るころ、のらねこ軒のご近所の主なき梅の木は今年はあまりなってないなぁと横目で見ていたら、知り合いの知り合いの知り合いから、無農薬の梅を10キロもわけていただいて、5キロを梅シロップ、5キロを梅酒にしました。
レシピは、梅シロップは梅1キロに氷砂糖1キロ、梅酒は梅1キロに氷砂糖500gホワイトリカー1升で、両者とも、梅をさっと洗って、竹串でヘタをとって、適当に水気をきって、瓶に材料を入れるだけです。事前に水につけるとか、水分を丁寧にふきとるとか、事前に冷凍する、竹串で穴あけるとかは、面倒くさいのでしません。梅シロップは、
さて、次はアンチョビです。4月ごろ、妹がブログで、
アンチョビを作ったことを自慢していたので私もアンチョビが作りたいなー、でも小さいイワシ売ってるところに出くわさないなーと思っていたら、出くわしました。

10匹で138円はちょっと高いような気が少ししたけど、めったに出くわさないので、思い切って買いました。

私はめんどうくさいので妹よりもワイルドに漬けました。さっと洗って、丸ごと、タッパーの中で塩まみれにします。

1日くらいすると水が上がってくるので、小さい瓶にみっしり詰めなおして、また塩まみれにします。出てきた水もちょっと加えます。

今回は、前に作ったアンチョビの塩が余っていたので、上につめてみました。半年くらい常温で放置すると、アンチョビになります。その時点で、頭や骨をとってオリーブオイルに漬けかえることもできます。
アンチョビというのは、私の大好きな食べ物のひとつなのですが、日本で買うととても高いので、イタリアに行くたびに、大量に購入して持って帰ってきたりしていたのですが、自分で作れる(自分で作れば超安い)ということを知ったときは目からうろこでした。しかも作るのは超簡単です。アンチョビの好きな方にはオススメします。ここまでは、5月18日ころやった作業です。

さて、昨日、友人が、琵琶湖でとったコアユを持って遊びにきてくれました。ありがとう~!!!ピカピカです。半分は天ぷらにして食べて、半分を、アンチョビにしてみます!

タッパーの中で塩まみれにして…

1日たって水が上がったら、小さい瓶に塩まみれにしながらつめこみます。この写真の後、一番上にも塩をたっぷりかけました。

上記の1ヶ月前につけたイワシと並べたところです。1ヶ月前のイワシは色がおいしそうになってきています。実は、コアユでアンチョビが作れるのかどうか知らないのですが、「うるか」という鮎の塩辛みたいなものがあることをちょっと前に知ってから、コアユでもアンチョビが出来そうな気がして、コアユ手に入らないかなー、と思っていたところだったのでした。どうなるか超楽しみです!(今考えてみれば、うるかを作ってみるという手もありました)
ところで、アンチョビというのは、もともとカタクチイワシという種類のイワシのことだから、ヒラゴイワシやましてやコアユを塩漬けにしたからとってアンチョビと呼ぶのはいかがなものかとは思います。
さて、最後に、柿酢です。去年の11月に
「柿酢を作ってみる」という記事を書きました。そのカメは食料庫に長くほったらかしになっていましたが、取り出してみました。

ザルで濾したら、500mlの瓶に3本とれました。5kgの柿で1升の酢が出来るという話しだったので、ちょっと少ないですが、まあこんなもんでしょう。まだ発酵中でちょっとシュワシュワしていますが、甘味のあるおいしい酢になりました。本当は布で濾したりした方がいいようですが、面倒くさいのでザルで濾しただけなので、モロモロしたものが沈殿していますが、特に問題ないでしょう。
以上、保存食話しをまとめてお送りしました。