【1/26追加】
紹介するのがえらく遅くなってしまいましたが,木村穣さんが
団交の報告を書いてくださいました.ありがとうございます.
【1/26追加ここまで】
昨日,WAN理事会とユニオンWANの間の団体交渉が,午後6~10時くらいで開催されました.
まず,かけつけてくださった皆様,応援のメールを送ってくださった皆様,そして,おそらくその何倍もいる,この争議に注目し,応援してくださっている/暖かく見守ってくださっている皆様,本当にありがとうございます.
詳しい内容についての報告は後日となりますが,概要の概要だけ報告します.
1.特に何のトラブルもありませんでした.
2.特に何の進展もありませんでしたが,お互いの間にある溝の深さは一部確認できたように私は思います.溝って,よく覗いてみると,意外と深かったり,思ったほど深くなかったりするものですね.溝の深さを適切に認識することは,今後の進展のために不可欠なことだと思うので,そういう意味では進展したとも言えると思います.
3.理事会の「ウェブマスター業務の外注化」は事実と異なる,という主張は,以下の意味であることがわかりました.
(1)「遠藤礼子が今までWANでやっていた仕事全部」=ウェブマスター業務,とユニオン側は考えて発言していたが,理事会はそう思っていないということ(私のやっていたことの,一部が,ウェブマスター業務である)
(2)「遠藤さんのやっていた仕事のほぼ全てを業者にやってもらうことになった」と説明されたと,ユニオン側は考えていたが,実際は,今まで私がやってきたことの,「全部」を業者がやるのではなく,一部は理事や,理事以外のボランティアスタッフもやる
ということで,理事側の言い分にあわせるなら,ユニオンは「WANはウェブマスター業務の外注化を撤回せよ」ではなくて,「WANにウェブマスターとして雇われていた遠藤礼子が今まで担当していた業務全てを,業者および理事に担当させることを決め,実行したことを,WANは撤回せよ」ということになります.
4.次回日程が決まりました.2月2日(火)の午後1~3時です.
※ 他にも報告するべきことがたくさんあるけれども今時間切れです.またつづき書きます.
【1/23 追加 つづき滞ってます.今日追加の分は雑談です】
しかし,「WANにウェブマスターとして雇われていた遠藤礼子が今まで担当していた業務全てを,業者および理事に担当させることを決め,実行した」と「WANのウェブマスター業務の外注化」の違いって「事実とは異なる発言」と言うほど大きいのだろうか.「事実とはちょこっと異なる発言」と言うならそうかなと思うけど.
ところで,今回の団交で,理事側は,私がこの数ヶ月どんなに怒りを露にしていたか,そしてそのことがどんなに理事会にとって不愉快で不都合だったか,について,話してくれた.私がWANに雇用されて以降ずっと,かなり頻繁に怒ったり怒鳴ったりしていたのは事実だし,それが,理事会にとって不愉快で不都合だったのもその通りだと思う.でも,それが,何の相談もなく,仕事を一方的に取り上げる理由になるとは思わない(それが理由だは公式には言われていないのだけれども,団交の中での理事側の発言の70%くらいが,私がどんなに理事に対して怒鳴ったか,それが理事にとってどんなに不愉快だったかということだった).
みなさん,非常識な上司が,自分の上に,当たってしまったとき,どういうふうに対応するのが正しいと思いますか.台風が過ぎるまでひたすら我慢する.がたぶん正解ですよね?
我慢しないで,理不尽な上司に,いちから勉強してもらいましょう!とか思って上司の「躾」にとりかかるような者は,ただのバカなわけで,でも,そういう理不尽な上司を,みすみす放置することは,階級的裏切行為だと,私は思っちゃうから,あのね,あなた,使用者として,そういう態度は間違えている,とかいう指導をきつくすると(なぜきつく指導する必要があるかというと,目下の者の言うことは,かなりきつく言わないと,目上の人の耳に届かないから),もれなく嫌われるのでした!良い子はマネしないように!
念のため,私は,自分の方が相手より,権力関係で上にある場合,たとえば学生に対して,は,「きつい言い方で指導する」といった手法は使いません.相手の方が権力関係で上の場合のみです.