林 葉子 の きまぐれ日記 +αWAN(ウイメンズ・アクション・ネットワーク)のことで,WANのボランティアスタッフの林葉子さんが,WAN争議のことを書いてくれました.「この争議について話題にすることもはばかられることもある(
Re: 「ゆにおんわん」につきまして(第五便))」ような雰囲気のなかで,内部から発信することの困難さを想像して,私はさっきから涙がとまらない.林さんありがとう.
記事は,理事会文書に書いてあるほど私の性格は極悪ではない,という話が前段にあり,後段は,WANの無償労働にについての問題提起です.
後段の問題提起について,言うまでもなく,女性労働を考える中で,無償労働をどう扱うかは,非常に重要な問題です.また「非営利団体における雇用を考える会(仮)」としても,避けては通れない問題です.
現在のユニオンWANで,この問題をきっちり扱えるか,といえば,「力不足」(すでに広げすぎで,これ以上守備範囲を広げるのは物理的に困難),「代弁はしない」(有償スタッフである私たちが,無償スタッフの気持ちを勝手に代弁するべきではない)等の理由で,具体的に何かの行動を起こすことは困難だと思います.しかし,それは,そこに問題がないということでもないし,ユニオンWANがそれを問題と思っていないということでもありません.
ボランティアスタッフ当該である,林葉子さん自身が,この大きな問題を提起してくださったことを歓迎します.と,同時に,とても大きな問題なので,負担も心配です.決して無理しないでください.
なお,ユニオンWANへの加入を希望される,WANの無償スタッフの方がおられましたら,大歓迎です.そうすれば,上記の「力不足」問題も,「代弁」問題も,少なくともその人ひとり分は解決するので,ユニオンでも何かできると思います.