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プリティユニオン - 団交要求出しました

団交要求出しました

カテゴリ : 
交渉
プリティユニオン委員長と書記長の雇い止め問題について、2月6日に要求書を送ったところ、2月18日にH市から突っ込みどころ満載すぎる回答が来たので、再度文書での回答要求と、団交申し入れを行いました。以下、3月7日に送った文書です(一部伏字)。
=========

2013年3月7日
■■市長 ■■■■ 様

文書回答の要求および団交申し入れ書

プリティユニオン 委員長 ■■■■
    同     書記長 ■■■■

2013年2月6日付要求書に対して、2月18日付で回答をいただきました。市の、労組に対する誠実さと、男女共同参画への理解を、深刻に疑わざるを得ない中身のない回答であったことは、非常に残念です。問題点を列挙するので、市の見解を文書で回答願います。またあわせて、団体交渉を申し入れます。なお、市管理職による、労組への支配介入および、組合員に対する不利益取扱いは、労組法7条違反の不当労働行為となりますので、ご留意ください。

文書回答要求事項



1. 特別職非常勤の雇い止めの理由について

 回答では「当初の募集要項」で3年上限が定まっていることを理由として説明しているようだが、そもそも、市が非正規労働市場を拡大していることこそが、男女共同参画社会実現の大きな妨げになっているという問題意識はないのか。また、まさか、「当初の募集要項」で3年上限が定まっていれば、理由なく雇い止めにして全く問題ないと考えているのか。

 「市民ニーズを踏まえ、DV被害者施策の充実を図る観点から、職を見直した」という回答だが、6年以上市のDV被害者支援の実務の中心を担ってきた実績がある現職男女共同参画推進支援員には、配偶者暴力等相談員の職務は務まらないと判断したということか。また、4に「より相談者にとって適切な支援を行うための資格や経験を設定した」とあるが、市のDV被害者支援の実務を6年以上担ってきた者よりも、新規採用者の方が適切な支援ができると判断したのか。

 また2に「男女共同参画推進支援員の方々の業績として、啓発事業や日ごろの情報提供など、DV被害や様々な困難を抱える方々が「一歩踏み出す」ために、大きな力を発揮して頂いたものと捉えております」、3に「フロアの運営において、近年、相談や情報提供、ケースワーク的な対応などのウェイトが大きくなってきたことから、今回の職の設置としたもの」とあるが、男女共同参画推進支援員のこれまでの実績を評価した結果、雇い止めにするということか。

2. スキルと知識の蓄積及び、DV被害者や困難を抱える利用者への継続支援について

 回答では「フロアの運営に必要な事業については正職員が、利用者に支障がないよう業務の継続を図ります」ということだが、業務の中心を担ってきた非正規職員を雇い止めにして、正職員がどのように継続できるのか。今までの仕事内容を具体的に知らなくても継続に問題がないと考えているのか。

 また、現在、継続支援中の利用者に対して、4月以降、担当してきた非正規職員がいなくなることを案内している中、多くの利用者が不安を訴えている。3月に入った今もなお、4月以降の体制について12月に提示した配暴センターのフローチャート図のみで、他に何の提示もなく、4月以降の担当者もわからず引き継ぎも出来ない状況で利用者の不安に答える責任が、雇い止めされる非正規職員にあると考えているのか。

3. 配偶者暴力相談支援センターと男女共同参画センターの違いと市の見解について

 回答では、現状と変わらないように書かれているが、男女共同参画業務の中心を担ってきた男女共同参画推進支援員をなくしても、現状と同じ体制が維持できると考えているということか。そもそも、■■市は男女共同参画フロアをどのような理念で運営していこうと考えているのか。専門性がなくてもできるのか。

DV相談に力を入れるのであれば、現状の相談事業と併せて体制を事前に作っていくべきであるが、何もできていない。いきなり4月から利用者を受け入れていけると考えているのか。利用者不在の計画ではないか。市は、「市民ニーズ」をどのようにとらえているのか。

4. 新採用の特別職非常勤について

 回答では、「男女共同参画推進事業の企画は、正職員が担うこととしており、配偶者暴力等相談員の主たる業務とは位置づけておりません」ということだが、市の男女共同参画推進事業は、DV関連以外に、

・離婚、調停に関する情報提供の他、子育て、就労、キャリア、ハラスメント、地域活動、性と生殖等、多岐にわたる情報提供

・相談業務関連: 相談のインテーク、相談の案内、予約の受付、予約簿の管理、相談当日の案内、相談員や弁護士との打ち合わせ、次回の案内と情報提供、予約キャンセルや変更の対応等

・講座関連: 企画、映画や講師選定、設定日時の調整、講師との打ち合わせ、部屋の確保、広報、チラシ作成、印刷、発送、資料準備、当日受付と運営、講座内でのアナウンス、進行やファシリテーター、報告書作成等

・■■フェスタの企画、運営、当日の司会進行

・■■■■の企画・編集

・図書関連: 選書、配架、貸し出し、蔵書管理、レファレンスワーク、ブックトーク、情報提供、講座後の参加者へのフォローや関係づくり等

・その他: シングルマザーのサポート、フロア便りの発行、新聞切り抜き等情報収集や情報整理、ホームページの更新、関連機関との連携等

など、非常に多岐にわたる業務を非正規が担ってきた。これらを4月以降はすべて正職員が担うということか。まさか、「講座の企画」だけを正職員が行い、それ以外の全てを「主たる業務とは位置づけて」いない配偶者暴力等相談員に担わすのか。

 とりわけ、夜間と土日祝(全日)のフロア勤務は、非正規が1人でオープンカウンターでの図書の貸し出しや相談の受付等と同時にDV専用電話やDVを含む深刻な相談の来訪者にも対応するという異常な状態が続いており、再三の人員増の要求も無視されてきた。4月以降、夜間と土日のフロア勤務は誰が行うのか。まさか、配偶者暴力等相談員が1人で担当するのか。

以上

団交申し入れ書



1.団交日時 2013年3月25日 午後6時より
2.市役所本庁内
3.団交議題: ■■勤務特別職非常勤の雇い止めおよび4月以降の体制について

以上

回答および団交応諾のお返事は、3月15日(金) 正午までに、文書でお送りください (FAX可)。
  • tigrimpa
  • 2013-3-9 9:34
  • 閲覧 (8768)

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