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	<title type="text">ユニオンWAN</title>
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		<title>WAN争議の論点整理 （５） サイトWANの意味</title>
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		<published>2010-02-28T21:01:54-05:00</published>
		<updated>2010-03-01T17:38:33-05:00</updated>
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		<summary type="html" xml:base="https://precariato.info/" xml:lang="ja">論点整理（１）で書いたとおり，（たぶん他にもあると思うけれども）WAN争議の主要な論点は以下の５点です．（当初整理したものなので現在の状況と多少異なってはきていますが，大きくはかわりません）（１）労働条件の不利益変更（２）（IT産業における）技術者の立場（３）大学専任教員の体質（４）フェミ業界の体質（５）サイトWANの意味今日は（５）について論じます．</summary>
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<![CDATA[<div><a href="https://precariato.info/modules/d3blog/details.php?bid=5">論点整理（１）</a>で書いたとおり，（たぶん他にもあると思うけれども）WAN争議の主要な論点は以下の５点です．（当初整理したものなので現在の状況と多少異なってはきていますが，大きくはかわりません）<br /><br />（１）<a href="https://precariato.info/modules/d3blog/details.php?bid=5">労働条件の不利益変更</a><br />（２）<a href="https://precariato.info/modules/d3blog/details.php?bid=9">（IT産業における）技術者の立場</a><br />（３）<a href="https://precariato.info/modules/d3blog/details.php?bid=14">大学専任教員の体質</a><br />（４）<a href="https://precariato.info/modules/d3blog/details.php?bid=31">フェミ業界の体質</a><br />（５）サイトWANの意味<br /><br />今日は（５）について論じます．<br />ということですが，この話は本格的にやるときりがないので，手をぬきます．<br /><br />第一に，サイトWANの目的自体に反対の人は，私を含め，この争議にかかわっている人たちの中にいないと思うし，WANをつぶしてしまおう，と思っている人もいないと思います．サイトWANの目的は悪くないし，うまく行けばいいと私も思っています．<br /><br />ただ，その目的のために，どのような運営をするべきか，というところでは，いろんな意見があって，私の意見は，理事会の意見とあまり合致しません．<br /><br />遠山さんが「<a href="http://genchi.blog52.fc2.com/blog-entry-302.html">ＷＡＮの団交に参加して</a>」で<br /><br />引用：<span class="blogQuote">　また、理事側は、サイトが見にくいので、業者を入れて大幅にリニューアルすることが必要だと強調していました。そのために相当の支出をするようです。この点自体は当日の団交では議論になりませんでしたが、私は、業者に頼んで今のサイトをリニューアルしてもらっても、それほどはアクセス数が上がるような気はしません。<br /><br />　やはり記事の内容次第だと思うのです。もちろんＷＡＮは良い記事を多く掲載していますが、「他のフェミ団体・個人サイトと比べて特に記事の内容がすぐれている」というわけでは別にないと思いますし、内容が現状のままなら、アクセス数はそうは多くならないと思います。お金や手間をかけるとしたら、サイトのリニューアルも結構ですが、良い記事を毎日もっとたくさん掲載したり、サイト内外のコミュニケーションを活発化するために使った方が良いような気がします。<br /></span><br />と書いておられますが，私の意見は，これに非常に近いもので，見かけよりも，中身を重視しています．<br /><br />WANサイトで，2月下旬に行われた「プチ・リニューアル」では，見かけ（並べ方と色など）が変わりましたが，中身や機能は変わっていません．新しい記事はUPされていますが，それは「プチ・リニューアル」とは無関係です．見かけについても，良くなったのか悪くなったのか微妙ですが，それはまあ趣味の問題なのでおいておきましょう．<br /><br />「プチ・リニューアル」はこんなでしたが，この後本番の「リニューアル」が控えています．理事会は「リニューアルが必要！」という結論だけは強く確信をもって主張するのですが，具体的な話がなく，なぜシステムの全面入れ替えという大幅な「リニューアル」が必要なのかよくわからないし，ましてや，労働者全員に退職勧奨を出すほど財政が逼迫している中で数百万円出してやるほどのものなのかは，全くわかりません．<br /><br />理事会は「今の業者は（遠藤さんと違って）とても親切にわかりやすく説明してくれる」と言います．業者さんが，現在のシステムの短所と，新しいシステムの長所をわかりやすく親切に説明し，「こんなシステムを使っているから活性化しない，活性化のためには新しいシステムの導入が必要だ」と，理事会が説得されている図が目にうかびます．<br /><br />言うまでもないことですが，システムを入れ替えただけでは，サイトは活性化しません．それは，例えば，お店を改装しても客が増えるとは限らないのと同じことです．改装した上で何をするのか，が問題です．このリニューアルに関しては，システムを入れ替えることだけが聞こえてきて，その上で何をするのかは，全く聞こえてきません．<br /><br />例えば，<a href="http://wannahibi.exblog.jp/">WAN裏方日記</a>の09年10月27日の記事「<a href="http://wannahibi.exblog.jp/12757541">きのうはよみもの編集局会議をしました</a>」には，当時，読者からの投稿は受け付けていないようなことが書かれていますが，10年1月22日の記事「<a href="http://wannahibi.exblog.jp/13547515/">新春爆笑トークへの反響</a>」には，投稿を受け付けていると書かれています．<br /><br />しかし，WANサイト上では，投稿の規程も存在せず，いつどのように投稿を受け付けるようになったかの説明もないという状態です．投稿を受け付けるなら，それなりの規程と説明が当然必要だと私は思うのですが，こんなことすらできなくて，リニューアル後の運営は大丈夫なんでしょうか．<br /><br />いやいや，これは，きっと私が自分が外されたことをひがんで曲解しているにすぎず，半年後に行われるというリニューアルは，それはそれは画期的で，WANサイトは猛烈に活性化するのかもしれません．<br /><br />いずれにせよ，リニューアル計画がどんなに画期的であったとしても，それは，突然一方的に仕事を取り上げた上に，不利益変更をおしつけてきたり，労働条件の交渉中に一方的に事務所閉鎖を通告し退職勧奨をおしつけてきたり，労組組合員を個人攻撃する文書を数百人の会員に配布することを，正当化できるものではありません．</div>]]>
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		<title>WAN争議の論点整理 （４） フェミ業界の体質</title>
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		<published>2010-02-11T08:50:00-05:00</published>
		<updated>2010-03-01T17:40:15-05:00</updated>
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		<summary type="html" xml:base="https://precariato.info/" xml:lang="ja">論点整理（１）で書いたとおり，（たぶん他にもあると思うけれども）WAN争議の主要な論点は以下の５点です．（この間，突然の事務所閉鎖通告や，それとセットになった退職勧奨が出たりして，論点はかなり増えているのですが，これが最初に整理したものということで）（１）労働条件の不利益変更（２）（IT産業における）技術者の立場（３）大学専任教員の体質（４）フェミ業界の体質（５）サイトWANの意味今日は（４）について論じます．</summary>
       <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="https://precariato.info/">
<![CDATA[<div><a href="https://precariato.info/modules/d3blog/details.php?bid=5">論点整理（１）</a>で書いたとおり，（たぶん他にもあると思うけれども）WAN争議の主要な論点は以下の５点です．（この間，突然の事務所閉鎖通告や，それとセットになった退職勧奨が出たりして，論点はかなり増えているのですが，これが最初に整理したものということで）<br /><br />（１）<a href="https://precariato.info/modules/d3blog/details.php?bid=5">労働条件の不利益変更</a><br />（２）<a href="https://precariato.info/modules/d3blog/details.php?bid=9">（IT産業における）技術者の立場</a><br />（３）<a href="https://precariato.info/modules/d3blog/details.php?bid=14">大学専任教員の体質</a><br />（４）フェミ業界の体質<br />（５）サイトWANの意味<br /><br />今日は（４）について論じます．<br />さて，私は，そもそもフェミニズムのことをよく知らないし，フェミ業界のことは全く知らない．なので，おきくさんの<a href="http://thirdfemi.exblog.jp/">おきく's第3波フェミニズム</a>にいいことが書いてあるから読んでください，と言って終わらせてしまいたいくらいだけれどもせっかくだし何かかきます．<br /><br />最近若い友人が「フェミニズムは要するに，個人的なことは政治的なこと，ということだ」と言っていました．このスローガンがフェミのスローガンであることは薄く知っていましたが，フェミニズムは【要するに】これだ，と言いきれるんだ！へぇ！と思いました．それで（そのときあまり詳しく話さなかったので）続きをひとりでいろいろ考えてみました．実は私は，これは「ひとりひとりが自分の足元に起こっていることにきちんと向き合って行動することで社会は変わる」という意味かと自分勝手に解釈しているのですが，それだと，フェミのスローガンというより，私のスローガンになっていて，それほど大きく外してはいないかもしれないけれども，なんかちょっと違うかも．<br /><br />さて，そのように考えながら，ふと思い出したのがWANのこの記事 → <a href="http://wan.or.jp/modules/articles0/index.php?page=article&storyid=188">瞬発力をきたえなくては！　マダム・ルーズ</a>．<br />某NPOにもかかわっているというマダム･ルーズともう一名が，NPOへの助成金についてのパネルディスカッションを聞きに行ったところ，コーディネータが「助成金を出すことは，娘をお嫁にやるようなもの」等と発言したので，その発言の不適切さをマダム・ルーズの「年長のお友達」が指摘したら，コーディネーターが「確かにいい比喩とはいえなかった。今後使いません」と答えた，そして，マダム・ルーズは「多くの女性たちがこういうことをきちんとやってきたからこそ、少しづつでも女性が生きやすい環境が築かれてきたんだよなあ、としみじみしちゃった」というお話．<br /><br />「いい比喩といえなかった」というのはあまり反省になってないような気がするけれども，それはさておき，こういうときに，面倒くさがらずに突っ込みをいれるのは大事なとりくみで，そういう「瞬発力」を持っていたり，「私も瞬発力をきたえよう！」と思うのはいいことなんでしょう．<br /><br />ただ，フェミニストも，特に，自らが権力を持つ側にいる場合は，「突っ込む側の瞬発力」だけでなく，「突っ込まれる側」の正しい対応方法も，きたえるべきでしょう．<br /><br /><a href="http://thirdfemi.exblog.jp/">おきくさん</a>の<a href="http://thirdfemi.exblog.jp/12813259/">「今日はひさびさに」</a>の中の<br />引用：<span class="blogQuote">とくにフェミニズムなんて、今までフェミを（細々ながら）生かしてきたのは、相互批判があったからだよ</span>ということばや，WANの「<a href="http://wan.or.jp/modules/articles1/index.php?page=article&storyid=220">バックラッシュ？権威主義？フェミ嫌い？…この時代になぜ「女性学」か～『女性学年報』３０年をふり返る【後編】</a>」という記事の中の<br /><br />引用：<span class="blogQuote">中には、すでに別のどなたか「偉い先生」に読んでもらった論文なのになぜこんな批判的なコメントをするのか、と言われる方もいらっしゃいますが、結局は、コメンテーターや執筆者が、お互いの人間性を探り合い、それが上手くいかなかった時、表面的な情報に基づいてお互い言いたいことを言えず気を遣ってしまうことになるのかなと思います。<br /></span>ということばを読むとき，その裏から，なんかいろんな苦労がにじんでくるようで切ない気持ちになります．<br /><br />この争議の中で，実は私もこんな目に…というような話もたくさん耳にしました．もし，フェミ業界の権力ある人たちが，突っ込むことだけきたえて，自分が突っ込まれたときの対応をなおざりにしているとしたら，それは非常に大きな問題だと思います．<br /><br />【追加】もしくは，自分が突っ込んだ相手の悪質な対応を無意識にマネしているとしたら，もっと問題．たとえば，突っ込まれた後，謝罪＋撤回したのに，あとから「あれは怒られて面倒くさくなったから謝罪＋撤回しただけで，本当は悪かったと思っていない」と言うとか，どっかのセクハラ教授が言ってそう．<br /><br />なんだか論点整理ではなくてエッセイになってますね（笑）．<br />明日は朝から団交です．ご注目ください．<br /><br />【2/14 WANよみもの編集局からの要請をうけて内容を一部変更しました】</div>]]>
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		<title>WAN争議の論点整理 （３）</title>
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		<published>2010-01-24T22:40:00-05:00</published>
		<updated>2010-03-01T17:39:27-05:00</updated>
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		<summary type="html" xml:base="https://precariato.info/" xml:lang="ja">論点整理（１）で書いたとおり，（たぶん他にもあると思うけれども）WAN争議の主要な論点は以下の５点です．（１）労働条件の不利益変更（２）（IT産業における）技術者の立場（３）大学専任教員の体質（４）フェミ業界の体質（５）サイトWANの意味今日は（３）について論じてみます．</summary>
       <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="https://precariato.info/">
<![CDATA[<div><a href="https://precariato.info/modules/d3blog/details.php?bid=5">論点整理（１）</a>で書いたとおり，（たぶん他にもあると思うけれども）WAN争議の主要な論点は以下の５点です．<br /><br />（１）<a href="https://precariato.info/modules/d3blog/details.php?bid=5">労働条件の不利益変更</a><br />（２）<a href="https://precariato.info/modules/d3blog/details.php?bid=9">（IT産業における）技術者の立場</a><br />（３）大学専任教員の体質<br />（４）フェミ業界の体質<br />（５）サイトWANの意味<br /><br />今日は（３）について論じてみます．<br />まず最初に確認しておきますが，大学専任教員にも，いろんな人がいて，あてはまらない人も多いはずです．残念ながら，私が非常勤講師組合やゼネラルユニオンの労働争議の中で出合った専任教員の大半に，ここに書くような傾向がありましたが，すでにトラブルが起こっている時点で相当選別されているので，全数の半数ということではありません．<br /><br />1. 大学専任教員には，自分のことを頭が良くて何でも知っていると思っていて，自分の専門外のことについてまで，そう思ってしまう人がいる．<br /><br />2. 大学専任教員には，労働問題の実践について，全くもしくはほとんど知らない人がいる（世間の平均並みに知らないという意味）．<br /><br />3. 大学専任教員には，自分の発言の非論理性や自分の無知を，自分より格下の者に指摘されたときに，それを受け入れ訂正することが，全くできないもしくは非常に困難な人がいる．<br /><br />4. 理論と実践が乖離していても平気な人がいる．「進歩的」「社会派」の大学専任教員で，自分の本の中で書いていることと，自分の足元で起こっていることに対する自分の対応が全く異なることがある．<br /><br />5. 本人以外の問題として，私を含む周囲の人間が，上記1～4にあてはまる人がかなりいるという現実を，受け入れにくい．そのため，つい，「大学の先生なんだからこれくらい知っているだろう」とか「大学の先生なんだからこんなことはやらないだろう」「あんなにいい研究をしている人なんだからこんなことをするはずがない」とか考えてしまう（期待値が高くなる）．<br /><br />上に書いた通り，こういう人もいる，ということで，もちろん，全員がこうだと言うわけではありません．しかし濃淡の差はあれ，1～4が揃った人はかなりいます．WAN理事会の場合，そこに，さらに（４）フェミ業界の体質，と私が考えるものが加わります．<br /><br />※ 4に関連し，ある大学での非常勤講師の減ゴマを決定し通告した教授が，実は，非常勤講師組合の賛助会員であったということがありました．この教授は，組合との交渉の中で「私は非常勤講師組合の運動には賛同し，毎年カンパもしている．しかし，このように，直接やられるのは迷惑だ」と発言し，組合側参加者を，驚愕させました．そのとき当該組合員が作った短歌を紹介します：<br /><br />吾（わ）に向かい<br />組合運動迷惑と<br />言いし教授の<br />専門マルクス</div>]]>
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		<title>WAN争議の論点整理 （２）</title>
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		<published>2010-01-12T09:30:00-05:00</published>
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		<summary type="html" xml:base="https://precariato.info/" xml:lang="ja">論点整理（１）で書いたとおり，（たぶん他にもあると思うけれども）WAN争議の主要な論点は以下の５点です．（１）労働条件の不利益変更（２）（IT産業における）技術者の立場（３）大学専任教員の体質（４）フェミ業界の体質（５）サイトWANの意味今日は（２）について論じてみます．論点整理（１）のコメント欄に，Webを含めたSP 媒体（販促媒体）のコンサル＆制作業務の方と，ネットサービスを運営している方から，コメントをいただいているのもご参照ください．</summary>
       <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="https://precariato.info/">
<![CDATA[<div><a href="https://precariato.info/modules/d3blog/details.php?bid=5">論点整理（１）</a>で書いたとおり，（たぶん他にもあると思うけれども）WAN争議の主要な論点は以下の５点です．<br /><br />（１）<a href="https://precariato.info/modules/d3blog/details.php?bid=5">労働条件の不利益変更</a><br />（２）（IT産業における）技術者の立場<br />（３）大学専任教員の体質<br />（４）フェミ業界の体質<br />（５）サイトWANの意味<br /><br />今日は（２）について論じてみます．<a href="https://precariato.info/modules/d3blog/details.php?bid=5#comment">論点整理（１）のコメント欄</a>に，Webを含めたSP 媒体（販促媒体）のコンサル＆制作業務の方と，ネットサービスを運営している方から，コメントをいただいているのもご参照ください．<br />さて，まず，状況説明として，私が「ウェブマスター」として，何をしていたかというところからはじめます．<a href="https://precariato.info/modules/d3blog/details.php?bid=5#comment">論点整理（１）のコメント欄</a>に，ネットサービスを運営している方が書いてくださったように，<br /><br />引用：<span class="blogQuote">Webサービスでの運営保守管理は、だいたい以下のレベルがあります。<br /><br />1 OSレベル(HDD壊れた、OSがおかしくなった,ネットワーク繋がらない)<br />2 アプリケーションレベル(501,InternalServerErrorが出る)<br />3 表示レベル(CSS修正,表示位置修正、レイアウト修正)<br />4 コンテンツレベル(文言が不適切。炎上している)<br />5 利用者サポートレベル(会員登録問い合わせ,etc,各種ヘルプ)<br />6 運営者サポートレベル(記事登録ができない,etc,各種ヘルプ)</span>このうちWANの場合，1はレンタルサーバなのでレンタルサーバ会社におまかせで，私は2～6をやっていました．<br /><br />それ以外には，すでにインストールされているモジュール（部品）の必要に応じた改造や入れ替え，新たなモジュールのテスト，インストール，設定，なども，判断も含めて．<br /><br />例えば，xoops標準の検索機能が使いにくかったので，「XOOPS検索」モジュールを入れることを検討するために，ローカルでインストールして，動きや設定，見かけを確認し，こんなもんかというところで，本サイトにインストール，といった作業や，新しい記事のリンクに<span class=new1>New!</span>や<span class=new2>New</span>マークをつけるためのプラグインを入れて，各テンプレートで設定するとか，そういう作業です．<br />※ ところで，WANサイトでの<span class=new1>New!</span>や<span class=new2>New</span>は，正月から色がつかなくなりました．CSSを覗いたら，わざと色を外したんじゃなくて，<del>文字コードが混在</del>文字化けしていて，最後の方が読み込まれていないみたいでした．直した方がいいんじゃないでしょうか．すごく気になります．<br /><br />こういった作業は，専門家の方から見れば「素人でもできること」であり，実際私は素人なのですが，HTMLやCSS，PHPやMySQLがちょっとくらいは分かっている必要があるわけです．<br /><br />さて，IT関連の企業であれば，上司や同僚も専門家でしょうが，WANの内部には専門家どころか，私と同程度の知識のある人もいません．若手のボランティアスタッフはみなさん常識があって無茶は言わないので助かるのですが，理事たちは，本当になんというか，すごいです（たぶんすごいのは理事の一部なんだと思いますが，私には理事の総意として伝えられるのでよくわかりません）．<br /><br />すごい話はいろいろあるのですが，一例をあげれば，「トップページは，最新記事本文が3本よめるように設定して」という指示通り設定すると，次に「それではページが長すぎるから短くして」と言われる．それで，本文を表示しないように変更すると，次に「クリックしないと読めないのは不便だから本文を表示して」と言われる．「一体何がしたいんですか？」ときけば「スクロールせずに，ひと目で全体が見渡せ，それと同時にクリックせずに本文が読める」ものにして欲しいと言われる．「それは無理です」と答えると，この人仕事できないんじゃ？みたいな顔をされる，とか．<br /><br />理事たちのレベルはおおむねこの程度です．いや，「スクロールせずに，ひと目で全体が見渡せ，それと同時にクリックせずに本文が読める」という状態が，論理的に矛盾しているということに気付かないのは，ITの知識のレベルの問題ではなく，態度の問題かもしれません．態度の問題については，論点（３）（４）で論じます．<br /><br />それで，本題の，技術者の立場ですが，そういう人たちは，技術者が何をしても評価しません．何をどう評価したらいいかわからないからなのかもしれません．<br /><br />評価しないだけでなく，悪口も言います．その悪口がなかなか冴えていて，例えば「遠藤さんは，メニュー（の文字）は画像ではなくテキストを使った方が良いと言うが，有名なサイトでは，どこでもメニューに画像を使っている（だから遠藤さんの言うことはおかしい）」とかいったものです．あまりにもデタラメなので，本来悪口にもならないはずなのですが，聞き手が同じレベルだと悪口として成立します．今考えてみると，現在の<a href="http://wan.or.jp">WANサイト</a>の上部のグローバルメニューみたいなのが，この人にとっての「画像」なのかもしれません．<br />※ 念のため付け加えると，大手サイトでは（大手といっても，いろいろありますが，まあたとえばyahooとかgoogleとか），メニュー（の文字）はテキストが基本で，アクセントとして，アイコンがついていたり，一部が画像になっていたり，背景に画像が使われていたり，という程度です．また，現在のWANのグローバルメニュー（ピンクの背景に白文字）はテキストです．<br /><br />こういう話は，別にWANだけで起こっていることでもないようで，WANの争議の話をオランダ人にしたら，オランダのある図書館で，同じような状況があった，と聞きました．<br /><br />もちろん，知識や技術のない人が，知識や技術のある人に仕事をさせる場合に，必ずこういう状況が起こるわけではありません．私自身も，もうひとつの職場では，情報誌の版下を，自前でイラストレータで作るとか，相談の記録をデータベース化したりとかについて，上司はITの知識や技術に関してはWAN理事と同レベルだけれども，正当に評価してくれています．だからこれは，技術者の立場の問題でもあるのですが，上司の態度の問題でもあります．<br /><br />で，ちっとも評価されなくても，ちゃんと仕事していれば，見ている人は見ているだろうし，とか思っていた矢先に，仕事がとりあげられてしまったというわけです．<br /><br />今日は「技術者の立場」というテーマで「運動のことも技術のこともわかっているあなたのような人にぜひこの仕事をやってほしい」と言われて就いた仕事で，どうして私はこんな目にあったのだろうかという疑問のうずのなかで，書きました．読み返してもかなり感情的です．たぶんまだ消化できていないのです．<br />なお，ここに書いたことは，WANの問題のごく一部であって，すべてではありません．論点（３）（４）はもっとディープな話題が続きます．お楽しみに～！<br /><br />ところで，１月２０日（水）午後６時～　ＷＡＮ事務所にて，団体交渉が開催されることが決まりました．組合側で参加されたい方は事前にユニオンWANまでメールください（使用者側での参加は使用者と相談してください）．<br />ユニオンWAN問い合わせ先： uwanアットprecariato.info アットを半角の@に変えてください</div>]]>
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		<title>WAN争議の論点整理 （１）</title>
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		<published>2010-01-08T20:20:00-05:00</published>
		<updated>2010-03-01T17:38:48-05:00</updated>
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		<summary type="html" xml:base="https://precariato.info/" xml:lang="ja">1月4日に「WANはウェブマスター業務の外注化を撤回せよ！」を投稿してからいろんな人と話をしたりする中で，当該からきっちり論点を整理せよという要望があったので，きっちりとはいかないけれども，自分のメモをかねて簡単に整理してみようと思います．（たぶん他にもあると思うけれども）主要な論点は以下の５点です．私が重要だと思う順にならべました．（１）労働条件の不利益変更（２）（IT産業における）技術者の立場（３）大学専任教員の体質（４）フェミ業界の体質（５）サイトWANの意味今日は（１）を解説します．</summary>
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<![CDATA[<div>1月4日に「<a href="https://precariato.info/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=2">WANはウェブマスター業務の外注化を撤回せよ！</a>」を投稿してからいろんな人と話をしたりする中で，当該からきっちり論点を整理せよという要望があったので，きっちりとはいかないけれども，自分のメモをかねて簡単に整理してみようと思います．<br /><br />（たぶん他にもあると思うけれども）主要な論点は以下の５点です．私が重要だと思う順にならべました．<br /><br />（１）労働条件の不利益変更<br />（２）（IT産業における）技術者の立場<br />（３）大学専任教員の体質<br />（４）フェミ業界の体質<br />（５）サイトWANの意味<br /><br />今日は（１）を解説します．<br />「労働条件の不利益変更」とは，1月4日の投稿に書いた通り，NPO法人WANが<br />【A】遠藤さんがやっている仕事を全部外注にする<br />【B】よって今後は他のことをやってもらい労働時間を半分にしたうえで給料も下げたいがどうか<br />と言ってきたということです<br /><br />【A】については，すでに決定され実行されています．<br />【B】については，提案されただけで，まだ決定も実行されていません．<br /><br />つまり，私は現在，仕事は干されたけれども，労働時間と賃金は変更されていない状態，要するに「窓際」ですね．いまどき珍しい．<br /><br />これについて，NPO法人WANは，理事長名で，ユニオンWANに対して1月5日付けで送った文書の中で「サイトリニューアルは，組合との協議事項ではありませんので，理事会にて決定しましたが，遠藤さんの業務・労働条件については協議を続けており，「一方的に決定した」というのは，誤解です」と言っています．理事長の言う通り，私の労働条件の不利益変更はまだ決定もされていなければ，実行もされていません．ユニオンWANはそんな誤解はしていませんが，1月4日の投稿を読んでそういう誤解をされた方も散見されるので，ここで，改めて確認しておきますが，私の労働条件(週労働時間と時給)は，09年12月から変更されていません．<br /><br />なお，組合からの要求が，【B】を実行するな，ではなく，【A】を撤回せよ，になっているのは，【A】が【B】を前提としている以上，【A】の撤回なしに【B】の回避はない，という現実があるからですが，要求の書き方はスタイルというか趣味の問題もありますね．<br /><br />合意もひきつぎもせずにいきなり仕事を取り上げる，というのはいかにも，WANらしいずさんな労務管理ですが，WANに限らず一般に<br /><br />１．まず仕事を干す<br />２．あなたのやる仕事がないから，という理由で，労働条件をひきさげる，または，解雇する，または，自主退職に追い込む<br /><br />というやりかたは，よくある手法で，私もそういう案件を扱った経験が数多くあります．読者のみなさまの中にも，経験のある人も多いのではないでしょうか．実践的に言って，こういう攻撃に負けないためには，まず１を受け入れないのが重要です．まだ２まで行かないから・・・とか思っているとずるずるやられてしまいがちです（もちろん，１を受け入れたら，全く勝ち目がないというわけではありませんが，確実に闘いは困難になります）．<br /><br />他の論点については後日論じます．</div>]]>
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