遅ればせながら,前回の団交の報告です.
【2/23 当初の文書が非常に混乱していて読みにくかったので書き直しました.内容の一部を,「
「WANを支えてくださっている皆様へ この間の事情の説明」について」に移動しました】
遠山日出也さんによる「
WANの団交に参加して」という報告も,とてもすっきりとまとまっていてわかりやすいのでご参照ください.
12日団交では,まず冒頭に「署名も届いているので,見解を発表する必要を感じ,その前に,理事会の考えを組合に説明したい」として,理事から,説明がありました.その内容は,現在,
署名サイトの
WAN理事会からの事情説明文書という記事に転載されているものとほぼ同じ内容です.それに加えて,財務状況の説明がありました.
それを受けて,組合は,理事側の主張の中に,明らかな事実誤認が多数あるということを指摘しました.指摘した部分については,一定訂正が入っているようです.つっこみどころの1/3くらいを指摘したところで,時間切れとなり,組合からは,事実誤認が非常に多いので,これを発表するのは理事会の恥となるからやめたほうがいいということを助言しましたが,そのままの発表となったようです.
また,後日の発表では削除されていますが,団交の席での理事からの説明は「話し合いに応じていただけなければ,審判や法廷で決着つけたい」というくだりでまとめられていました.このくだりの恐いところは2点あって,1点目は「話し合いに応じていただけなければ」を理事会は「理事会の提案を丸呑みしなければ」の意味で使っている可能性が高いこと,2点目は,使用者側からおこせる裁判は,私が知るかぎり,解雇した後に「雇用関係不存在確認請求」を起こすというものだけだということです.もしそうだとすると「退職を飲まなければ解雇して労働審判か裁判をするぞ」という意味になります.
このタイミングで解雇を出したら,争議は収まるどころか,ますます拡大するということを,理事会はわかっていないようなのが心配です.
その後,次回の日程と,今日話すべきだったけれども話せなかったことを確認し,その件は次回に持ち越すことや今後の話し合いの方向を確認した上で,解散しました.
次回日程は,2月24日(水)の夜で合意したのですが,なんと私の来年度の契約更新の面接(もうひとつの職場で)が入っていたことが後に判明.速攻で理事長に電話連絡&謝罪しましたが,その後日程の調整はついていません.